誰でも人生で成功することを望んでいる。
成功すれば、豊かな生活を送れる。
好きなことをして、豊かな財産を持ち、
平和な生活があり、自信に満ちて生きていく。
だが人生は思い通りには行かない。
成功のために何度も失敗することもある。
失敗していろいろなものを失う。
愚かなことさえもするだろう。
何度も挫折して成功を諦めるか、
成功するまで諦めずに泥臭く続けていくか思い悩むこともある。
それでも自分なりの成功の姿を想像しながら人生を生きていく。
だが成功を実現したとしても、完全な成功になることはない。
どんな成功もどこかにほころびを持っている。
それは長続きせず、そこから転落していく運命が待ち構えている。
私たちの成功は得ることが難しい反面、失うことは簡単なものだ。
思考の水平線を超えたところには完全な成功がある。
そこは何の努力をすることもなく完成されていて、
豊かで、平和に満たされている。
そこには失敗につながるほころびもない。
そこには財産はない。とても貧しいところだ。
だが決して失わないという豊かさがある。
そこに友達はいない。孤独なところだ。
だがすべてとつながって満たされている。
そこに誇りはない。誰も認めてはくれない。
だが完成されているという自覚だけは明らかだ。
この完全な成功以上の成功はない。
この成功は自分自身の中にだけある。
それは世界の中にあるのではない。
世界の中に成功を求め続ければ、求める数だけ失敗し続ける。
自分の中に成功を求めれば、そこで唯一完全な成功を見つけることができる。