2014年10月26日日曜日

13.成功するということ

誰でも人生で成功することを望んでいる。

成功すれば、豊かな生活を送れる。
好きなことをして、豊かな財産を持ち、
平和な生活があり、自信に満ちて生きていく。

だが人生は思い通りには行かない。
成功のために何度も失敗することもある。

失敗していろいろなものを失う。
愚かなことさえもするだろう。

何度も挫折して成功を諦めるか、
成功するまで諦めずに泥臭く続けていくか思い悩むこともある。

それでも自分なりの成功の姿を想像しながら人生を生きていく。

誰かが自分は成功したといえるところに達するかもしれない。
だが成功を実現したとしても、完全な成功になることはない。

どんな成功もどこかにほころびを持っている。
それは長続きせず、そこから転落していく運命が待ち構えている。

私たちの成功は得ることが難しい反面、失うことは簡単なものだ。

思考の水平線を超えたところには完全な成功がある。

そこは何の努力をすることもなく完成されていて、
豊かで、平和に満たされている。

そこには失敗につながるほころびもない。

そこには財産はない。とても貧しいところだ。
だが決して失わないという豊かさがある。

そこに友達はいない。孤独なところだ。
だがすべてとつながって満たされている。

そこに誇りはない。誰も認めてはくれない。
だが完成されているという自覚だけは明らかだ。

この完全な成功以上の成功はない。

この成功は自分自身の中にだけある。
それは世界の中にあるのではない。

世界の中に成功を求め続ければ、求める数だけ失敗し続ける。
自分の中に成功を求めれば、そこで唯一完全な成功を見つけることができる。