人間には二つの性がある。
男性と女性だ。
誰もがどちらかの性を持っている。
そして二つの性はひとつになりたがる。
精子は卵子に向かってひとつになり、
新しい生命を誕生させる。
ひとつになることで新しい境地が現れる。
二つにはそれぞれに特徴があるが、
それだけでは欠けてる要素がある。
ひとつになることでそれは補われ完成される。
神聖さであり、満たされることだ。
思考の水平線を超えたところに統合がある。
そこで二つの性質がひとつになり、
存在として完成される。
マインドが意識に向かってひとつになり、
そこで意識の覚醒が起こる。
意識の覚醒は完全であり、
それぞれに単独であったときの不完全さがない。
マインドは自分が意識だと気がついていない。
意識は動きがないので眠ったままだ。
意識の覚醒とはマインドが意識だと気が付くことであり、
意識が自覚を起こして存在すると気が付くことだ。
それらが統合して存在となり満たされる。
損なわれることのない神聖な喜びに包まれる。
人間の本能はひとつになることを求める。
男性が女性を求めたり、女性が男性を求める。
ひとつになることで生み出される快楽を求める。
そこで満たされて完成されることを望んでいる。
だが肉体的な快楽は消え去ってしまうので完成されない。
完成されなので、ひとつになることへの渇望は続いていく。
内面的な統合は失われることがない。
この渇望は内面的な統合で満たされる。
私たちの中で統合が起こって満たされても、
私たちは男性であったり女性であったりする。
そうであっても自分が性別を超えた存在だと知っている。